外壁塗装は築20年で劣化?注目すべき症状をご紹介!

query_builder 2024/09/01
お知らせ

築20年以上経った家を所有している方で、外壁塗装を検討している方は多いでしょう。
「どこから手をつければいいのかわからない」「費用がどれくらいかかるのか不安だ」「住まいの劣化状況を把握したい」
ただこのような悩みをお持ちの方も多いはずです。
この記事を読めば、あなたの家の外壁がどのような状態なのか、適切な時期に外壁塗装を行うべきかどうかわかるようになります。

□築20年超えの家の外壁劣化チェックリスト


築20年以上経つと、外壁は様々な劣化症状が現れます。

1: ひび割れ


外壁のひび割れは、経年劣化による乾燥と収縮、地震などの外的要因によって発生します。
幅0.3mm以下のヘアークラックは、すぐに雨漏りなどの影響はありませんが、放置すると進行する可能性があります。
一方、幅0.3mm以上の構造クラックは、雨水が侵入しやすく、早急な補修が必要です。

2: チョーキング現象


外壁を手で触ると白い粉が付く場合、チョーキング現象が起きています。
これは、塗膜が劣化し、紫外線や雨水によって樹脂が分解されたために起こります。
チョーキング現象は、外壁塗装のタイミングのサインです。

3: コケ・カビ


外壁にコケやカビが生えている場合は、防水性が低下し、湿気が溜まりやすくなっている証拠です。
コケやカビは、見た目の悪化だけでなく、建物全体の耐久性にも悪影響を及ぼします。

4: 色褪せ


外壁の色が褪せている場合は、紫外線による劣化が考えられます。
色褪せは、見た目の印象を悪くするだけでなく、塗膜の保護機能が低下していることを示しています。

5: 塗装剥がれ


外壁の塗装が剥がれている場合は、塗膜の劣化が進行していると考えられます。
塗装剥がれは、雨水の浸入や外壁材の腐食につながるため、早急な対応が必要です。

6: 膨れ・浮き


外壁が膨れている、または浮いている場合は、内部の湿気や雨水の浸入が原因と考えられます。
膨れや浮きは、外壁の強度低下や雨漏りなどの問題につながります。

□外壁塗装を先延ばしにするとどうなる?


外壁塗装を先延ばしすると、建物の耐久性低下、カビ・苔の発生、修繕費用の増加など、様々なリスクが発生します。

1: 耐久性低下


外壁塗装が劣化すると、外壁材は直接雨風に晒され、建物の耐久性が低下します。
特に木造建築の場合、木材が腐食しやすくなり、鉄筋コンクリート造の建物でも鉄筋が錆びることで構造に影響を及ぼす可能性があります。

2: カビ・苔の発生


外壁塗装が劣化し、防水性能が低下すると、湿気が溜まりやすくなり、カビや苔が発生しやすくなります。
カビはアレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こすリスクがあり、苔は外壁の美観を損なうだけでなく、さらに劣化を進行させます。

3: 修繕費用の増加


外壁の劣化を放置すると、小さな修繕では済まなくなり、大規模な修繕工事が必要になることがあります。
劣化が進行すると、外壁材や内部の構造体まで影響を及ぼし、早めに対処していれば防げた費用や期間を余計に費やすことになります。

□まとめ


築20年以上経った家の外壁は、様々な劣化症状が現れ、放置すると建物全体の耐久性低下や修繕費用の増加など、深刻な問題を引き起こす可能性がありますので、これらのサインが見つかったらできるだけ早く対応するようにしてくださいね。

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