外壁メンテナンスを行う前に各部分の名称を知っておこう!

query_builder 2024/05/02
お知らせ

家を長持ちさせるためには、外壁のメンテナンスが欠かせません。
特に、外壁の部位名称を正しく理解し、各部位がどのような役割を果たしているのかを知ることは、家の保全と改善において非常に重要です。
また、日本の多雨な気候を考慮すると、雨水排水システムの適切なメンテナンスとその役割の理解も欠かせません。
本記事では、これらの要素について解説します。

□外壁の部位の名称!基本を押さえる

家の外壁は単に美観を高めるだけではなく、家を気象条件から守る重要な役割を果たしています。
外壁の周りには、さまざまな部位があり、それぞれが特定の機能を持っています。

1:矢切(やぎり)

切り妻や入母屋の屋根の妻側部分で、換気や意匠的な役割があります。

2:戸袋(とぶくろ)

横引きの雨戸を収納する部分で、雨戸と同じ材質のデザインが一般的です。

3:霧除け(きりよけ)

窓の上部に取り付けられる小さな庇で、霧や雨の浸入を防ぎます。

4:屋根裏(やねうら)

小屋裏や天井裏とも呼ばれ、構造上の名称は小屋裏です。

5:幕板(まくいた)

外壁で1階部分と2階部分の間に取り付けられる板状の部分で、見切り部分を覆ったり、意匠性を高めたりするために使用されます。

6:窓水切り(まどみずきり)

窓の下枠部分に取り付けられるL字型の金物で、雨水が壁を汚すのを防ぎます。

□雨水を上手にコントロール!雨樋の重要性

雨樋システムは家の外壁の劣化を防ぎ、基礎への水の浸入を防ぐために不可欠です。
適切なメンテナンスと理解によって、家の耐久性を高められます。

1:雨樋(あまどい)

建物に降り落ちた雨水を集め、適切な場所に排水する役割を持ちます。

2:軒樋(のきどい)

軒先に沿って取り付けられた雨樋で、雨水を排水するために少し勾配をつけて取り付けられます。

3:竪樋(たてどい)

縦に取り付けられた雨樋で、軒樋を通って排水されてきた雨水を流します。

4:集水器(しゅうすいき)

流れてきた雨水を一度集めてから竪樋に排水する部位で、軒樋と竪樋が交わる箇所に取り付けられます。

5:エルボ・呼び樋・つかみ金物

雨樋の部品で、集水器と竪樋を連結させたり、雨樋を外壁に固定させたりするために使用されます。

□まとめ

外壁の部位名称と役割、雨水排水システムの適切なメンテナンスと理解は、家の保全と改善において非常に重要です。
これらの知識を持つことで、家の美観と機能性を高め、長持ちさせられます。
外壁メンテナンスの際は、今回ご紹介した部位を頭に入れておくと良いでしょう。

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