サイディングカバー工法とは?メリットやデメリットもご紹介!

query_builder 2023/12/04
お知らせ
家の外壁リフォームは、住まいの美観と機能性を維持する上で重要な役割を果たします。
特に、サイディングカバー工法は、外壁リフォームの選択肢の一つとして注目されています。
そこで、本記事ではサイディングカバー工法について解説します。
家の外壁に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

□サイディングカバー工法とは?そのメリットは?

サイディングカバー工法は、既存の外壁材の上に新しい外壁材を重ねて施工する方法です。
サイディング工法には以下のようなメリットがあります。

*費用と工期の削減

サイディングカバー工法は、古い外壁を撤去する必要がないため、工期が短縮され、それに伴い費用も削減されます。
特に、2004年以前の建物では、アスベストを含む外壁材の撤去には特別な手間と費用がかかりますが、この工法ならその必要がありません。
経済的かつ効率的なリフォーム方法として、多くの人に選ばれています。

*断熱性と遮音性の向上

サイディングカバー工法で使用される金属系サイディングには、断熱材が含まれていることが多く、断熱性が向上します。
また、外壁材が二重構造になることで、遮音性も高まります。
これにより、快適な室内環境を実現し、騒音問題の解決にも一役買っています。

□デメリットはあるの?

サイディングカバー工法には、多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

1.内部の老朽化の見逃し

サイディングカバー工法では、古い外壁を撤去しないため、内部の老朽化が見逃されるリスクがあります。
例えば、下地の木材が腐っている場合、新しいサイディングを打ち付けても固定が不十分になり、結果として修理が必要になる可能性があります。
このようなリスクを理解し、納得した上で工事を進めることが重要です。

2.耐震性の潜在的な低下

新しいサイディングを重ね張りすることで、建物の重量が増加し、耐震性が潜在的に低下する可能性があります。
構造上の耐重量を超えない範囲であれば問題は少ないですが、耐震性に関して不安を感じる方もいるでしょう。
この点を考慮し、適切な材料選びと施工方法を選ぶことが肝心です。

□まとめ

本記事では、サイディングカバー工法のメリット・デメリットについて解説しました。
サイディングカバー工法は工期や費用が削減できる、断熱性や遮音性が向上する一方で老朽化を見逃したり、耐震性が低下するなどのデメリットがあります。
外壁に悩んでいる方は、サイディングカバー工法のメリット、デメリットを理解し外壁リフォームのひとつとして考慮してみてはいかがでしょうか。

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