外壁にコケが生える原因は?対処法もご紹介!

query_builder 2023/11/12
お知らせ
住まいの外壁では、年月の経過とともに様々な問題が生じるようになります。
「コケ」は、そうした問題の中の1つです。
外壁にコケが生えると見た目が悪くなるのはもちろん、その他にも様々な問題が引き起こされます。
今回は、そんな外壁のコケについて、その原因や対処法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

□外壁にコケが生える原因とは?

1.胞子の飛来と発芽
コケが生える根本的な原因は、コケの胞子が運ばれて発芽することです。
胞子は風や雨によって運ばれ、特定の条件下で急速に繁殖します。
その条件は、適度な湿度と日光であり、これらが揃うとコケはあっという間に広がります。

2.水場が近い
湖や川が近くにある家では、湿度が自然と高くなります。
この湿度がコケの繁殖に最適な環境を作り出し、外壁にコケが生えやすくなるのです。

3.日当たりと風通しが悪い
日当たりが悪い場所や風通しが劣る場所も、コケが生えやすい環境です。
日光が少なく、風通しが悪いと、コケにとって理想的な「湿った暗い場所」が形成されます。
このような場所では、コケの発生を防ぐためにも、日当たりと風通しを改善する措置が必要になります。

4.樹木との距離が近い
森や木々が近くにある場合、胞子が風で運ばれてくる確率が高くなります。
自然環境が豊かな場所は美しい反面、コケの発生源ともなり得るのです。
そのため、樹木が近い場合は定期的な外壁のチェックが必要になると言えます。

5.断熱材の湿気
外壁の劣化が進むと、内部の断熱材がしけてしまうことがあります。
この湿気が外壁表面に影響を与え、コケが生えやすくなる条件を作り出します。
断熱材の状態も定期的に確認し、必要ならば修繕を行いましょう。

□コケの除去と予防策

*家庭用高圧洗浄機の活用

コケを発見したら、速やかに除去する必要があります。
家庭用高圧洗浄機は、強力な水圧で頑固なコケを効果的に取り除けます。
高い位置にコケが生えている場合は、安全な足場を確保して作業を行いましょう。

*コケに強い外壁材の選定

外壁には様々な種類があり、コケが生えにくい外壁材も存在します。
外壁のリフォームを検討する際は、コケに強い材質を選ぶことで、再発防止に繋がります。
外壁選びでは機能性も重視して、最適な外壁材を選びましょう。

*防微材の塗布

防微材を塗ることで、コケの発生を防止できます。
防微材には多くの種類があり、それぞれの特性に応じて選ぶ必要があります。
選定から塗布まで、慎重に行いましょう。

□まとめ

今回は、外壁にコケが生える原因と、その対処法についてご紹介しました。
外壁にコケが生える最大の原因は湿気です。
「水場が近くにある」「日当たりや風通しが悪い」
こうした条件が揃っているとコケが生えやすくなってしまうため、対処法をあらかじめ知っておき、きちんと対策するようにしましょう。

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