スレート屋根が剥がれる原因は?対処法もご紹介

query_builder 2023/10/28
お知らせ
家は長年住んでいると、様々な部分で劣化が生じてきます。
屋根は普段見る機会が少ないためあまり気にならないかもしれませんが、屋根もその他の多くの部分と同様に年月の経過とともに劣化が進行していきます。

例えば、劣化の症状として、スレート屋根が剥がれてしまう場合があります。
スレート屋根は多くの家庭で使用されている屋根材ですが、経年劣化や外部のダメージにより、剥がれやひび割れが発生することがあるのです。
今回は、スレート屋根の剥がれの原因とその対処法について解説します。
屋根の劣化に悩む方や、これから新しい家を建てるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

□スレート屋根の剥がれの種類と原因

1.ボロボロと剥がれる

スレート屋根が端からボロボロと剥がれてくる現象は、多くの家庭で見られる問題です。
この原因としては、塗装の劣化や塗膜の効果の低下が挙げられます。
また、台風や強風による物理的なダメージ、アンテナの倒れや飛来物の影響で、スレート屋根が割れたり、劣化が進行することも考えられます。
このような状態の場合、部分的な塗装での修理や、葺き替え、カバー工法を検討することが推奨されます。

2.端が剥がれ落ちる

端から剥がれ落ちる現象は、特に経年劣化が進んだスレート屋根でよく見られます。
この場合、釘の緩みや長年の環境ダメージなどが主な原因として考えられます。
スレート屋根は他の屋根材に比べて薄く軽量であるため割れやすく、その結果として剥がれやすくなっています。
屋根材が剥がれると建物に深刻なダメージが及ぶおそれもあるため、定期的なメンテナンスを行い、早期に対策を取ることが大切です。

□スレート屋根が剥がれた時の対処法

スレート屋根は多層に重ねて設置されているため、一部が剥がれてもすぐに雨漏りするわけではありません。
しかし、1枚だけ補修するといった場合でも、屋根の頂上部までスレートを外す必要があり、多くの場合は屋根の葺き替えが必要となります。
屋根の葺き替えが難しいと言う場合は、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる「屋根カバー工法」という方法もあります。
屋根カバー方法であれば、既存の屋根を撤去する必要はありません。

また、小さなヒビ割れや欠けの場合、コーキングでの補修が可能です。
しかし、大きなダメージの場合は、一部を補修してもすぐに他の箇所で問題が出るなどのおそれもあるため、劣化が進んだ屋根では全体的な補修を行うことが望ましいです。

□まとめ

スレート屋根は、その耐久性やデザイン性から多くの家庭で選ばれていますが、経年劣化や外部のダメージにより、剥がれやひび割れが発生することがあります。
剥がれやひび割れを放置することは、建物への深刻なダメージにも繋がりかねないため、定期的なメンテナンスや早期の対策が必要です。
スレート屋根の劣化が気になり始めたという方は、早めにプロに相談することをおすすめします。

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