外壁のサイディングの継ぎ目に隙間がある場合は塗装で補修できる?

query_builder 2023/09/16
お知らせ
建物の外壁には、建物を雨水から守るという重要な役割があります。
しかし、外壁は年月の経過とともに少しずつ劣化が進行し、それに伴って建物を保護する機能も少しずつ失われていってしまいます。
外壁の劣化と言うと様々な症状が挙げられますが、中でも重大な症状として「サイディングに隙間ができること」があります。
そこで今回は、サイディングに隙間ができることのリスクや対処法をご紹介します。

□サイディングの継ぎ目に隙間があると危険?

サイディングの継ぎ目に隙間があると、そこから雨水が内部に浸入し、建物の劣化を引き起こしてしまいます。
そのため、隙間を発見した場合は早めに隙間を塞ぐための対処を行う必要があります。

ただし、全ての隙間が雨水の浸入を引き起こすとは限りません。
サイディングにできる隙間には主に「横方向」と「縦方向」あるいは「浮きや反り」によるものがあります。

このうち、「横方向」の隙間は基本的に埋める必要はありません。
というのも、サイディング材は横方向に生じる隙間からは雨水が浸入しないように作られているため、構造上問題ないケースが多いのです。

一方、「縦方向」の隙間と「浮きや反り」による隙間は危険度が高いです。
特にサイディング材の浮きや反りによって隙間が生じている場合は、かなり劣化が進行してしまっていることのサインでもあるため、早急な対処が必要です。

□サイディングの隙間は塗装で埋められる?

サイディングの隙間は、ものによっては塗装で埋めることができます。
例えばコーキング部分において縦方向にできた隙間は、塗料を塗布することで埋められるケースが多いです。
また、塗装による対処は最もコストがかからず、手軽に対処できます。
ただし、シリコンシーリングなど、塗料を弾きやすい性質を持つコーキングの場合は塗装による対処が難しいため注意が必要です。

また、塗装ではなくコーキング材を新たに充填して対処する場合でも、新しいコーキング材の上に塗装を行うのがおすすめです。
コーキング材の上にさらに塗装を行うことで、そこに塗膜ができ、耐久性や耐水性が向上します。

いずれにしても、塗装は外壁の機能を向上させる上で重要な役割を果たすため、必要なタイミングできちんと行うことが大切です。

□まとめ

今回は、サイディングの継ぎ目に隙間ができることの危険性や対処法をご紹介しました。
サイディングの継ぎ目に生じる隙間は、建物の劣化に繋がる重大な問題です。
隙間が目立つ場合は早めに対処をして、大事な家にダメージが及ばないようにしましょう。

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