屋根のリフォームをお考えの方へ!葺き替え工法とカバー工法の違いをご紹介!

query_builder 2023/09/04
お知らせ
毎日日光や雨風に晒されている屋根。
高い位置にあるため間近で見ることはありませんが、近くで見てみると思った以上に劣化が進んでしまっていることもあります。

屋根の劣化が進むと雨漏りのようなトラブルに繋がるため、リフォームが必要になりますが、屋根のリフォームにはさまざまな方法があります。
今回は、そうしたリフォーム方法の一種である「葺き替え工法」と「カバー工法」についてご紹介します。

□屋根葺き替え工法のメリット・デメリット

屋根葺き替え工法とは、既存の屋根を解体・撤去して、新しい屋根に葺き替える方法です。
多くの場合、屋根材はもちろん、野地板や防水紙といった下地も交換します。
葺き替え工法の主なメリットとしては、以下が挙げられます。

・次回のメンテナンスまでの期間が長くなる
・軽い素材の屋根に交換することで耐震性が向上する
・下地まで補修やメンテナンスができる

葺き替え工法は下地を含めた屋根全体を取り替えるため耐久性が向上し、次回までのメンテナンス期間を長くできます。
また、昔の屋根材に比べて最近の屋根材は軽量化されているため、新しいものに取り替えることで屋根の重量を軽くでき、耐震性を向上させられます。

一方で、主なデメリットとしては以下が挙げられます。

・大規模な工事になるため費用がかかる
・工期が長い
・既存の屋根材を廃棄するため廃材が出る
・工事中にチリやホコリが発生する

メリットの裏返しでもありますが、大規模な工事によって耐久性が大きく向上する分、そのための費用や期間が必要です。
また、既存の屋根材を取り払って全て廃棄することになるため、その分の費用もかかってしまいます。
特に、アスベストを含む屋根材が使われている場合は、そうでない場合に比べて処分費用が高くなるため注意が必要です。

□屋根カバー工法のメリット・デメリット

屋根カバー工法とは、既存の屋根の大部分を残したまま、その上に新しい屋根材を被せる方法です。
主なメリットとしては、以下が挙げられます。

・廃材が少ない
・工期が短い
・工事中も普段と同じように生活できる
・断熱性や遮音性が向上する

既存の屋根の大部分を撤去せずにそのまま残すことになるため、葺き替えに比べて廃材が少なくなる点が大きなメリットです。
その分コストや工事にかかる時間を削減でき、効率的に屋根のリフォームを行えます。

一方で主なデメリットとしては、以下が挙げられます。

・瓦屋根の場合は基本的に施工できない
・屋根の重量が増えるため耐震性が低下する
・劣化が激しい場合には施工できない
・選択できる屋根材が限られる

カバー工法は、すべての家で施工できるとは限りません。
瓦屋根ではほとんどの場合施工が難しく、さらに劣化が激しい場合も施工できないケースがほとんどです。
さらに、屋根の上に屋根を被せることで重量が増加してしまい、耐震性の面でデメリットとなります。
耐震性が低下すると万が一のリスクも考えられるため、耐震性に関して不安がある場合は葺き替えを選んだ方が良いと言えます。

□まとめ

今回は、屋根のリフォーム方法である「葺き替え工法」と「カバー工法」のそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

葺き替え工法は耐久性が大きく向上する分コストが高く、一方のカバー工法はコストを抑えられるものの耐久性の面では葺き替え工法に劣ると言えます。
どちらを選ぶべきかは建物の状態や人によるため、ご自身の場合ではどうかをじっくりと考えて、より適した方法を選ぶことが大切です。

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