サイディングのひび割れの放置は危険!すぐに補修しましょう!

query_builder 2023/08/16
お知らせ

住宅の外壁で採用されることが多いサイディング。
サイディングの外壁は、雨水や紫外線による経年劣化、サッシの重みなどによってひび割れてしまいます。

そこで今回は、サイディングのひび割れを放置するリスクと、補修費用について紹介します。

□サイディングのひび割れはすぐに補修しましょう!

サイディングのひび割れを放置してしまうと、どのようなリスクがあるのでしょうか。

*凍害現象

凍害とは、小さいひび割れに水が入って中で凍結・膨張し、内側からの圧迫によってさらに大きなひび割れが発生してしまう現象です。
水は凍ると10%ほど体積が増えてしまいます。
そのため、元々は小さかったひび割れが大きくなってしまいます。

発見時は小さなひび割れでも、冬の間に何度も凍結を繰り返すことで、大きなひび割れになります。
また、ひび割れが大きいほど補修にかかる費用も高くなります。
小さいひび割れのうちに補修しましょう。

*シロアリ被害

先ほど紹介したように、小さいひび割れには水が入ります。
サイディングの内部に水が入ると、構造部の木材が湿った状態になります。
木材が湿るとシロアリのエサとなり、構造部が被害に遭ってしまいます。

シロアリ被害で構造部がボロボロになると家が弱り、地震の際に倒壊する可能性も。
シロアリの侵入を防ぐために、早めにひび割れの補修をしましょう。

□ひび割れの補修にはいくらかかる?

ひび割れの補修費用は、ひび割れの度合いで異なります。

幅が0.3ミリメートル以下のひび割れは、まだ補修の必要はありません。

ただし、放置すると大きなひび割れにつながるため、点検を依頼してみましょう。

そして幅が1ミリメートルを超えるひび割れの場合は、サイディングや外壁の内部にまで負荷がかかっている可能性があります。
そのため、ひび割れの補修ではなく、サイディングの貼り換えが必要になります。
費用は、20万円から50万円ほどかかります。

このように、張り替えには費用がかかるので、できる限り小さいひび割れの段階で点検を依頼し、幅が1ミリメートルを超えてしまう前に補修を行うようにしましょう。

□まとめ

外壁は紫外線や風雨に常にさらされているため、サイディングの外壁のひび割れは経年劣化として発生してしまいます。
ひび割れを放置していると、凍結による被害やシロアリの被害によってさらに症状が悪化し、構造部の補修が必要になる可能性もあります。

1ミリメートルに満たないひび割れは補修で直せます。
ひび割れを見つけたら早めに点検を依頼し、ひどくなる前に補修するようにしましょう。

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